(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。
こんにちは。ピロ大西です。
♯844です
1,000話まで残り156
2,000話まで残り1,156
今月で48歳になったんです
50歳まであと2年…
気持ちは10代20代の頃と
全く変わらないんですけどね…笑
最近は…
昨日の昼ごはんすら思い出せない…
そんな事もちょこちょこ…
人間の記憶は1日経つと74%忘れるらしい…
これは
“エビングハウスの忘却曲線”
という心理学の実験結果だそうです
若い頃…
読書をしていたら
この数字を見て
「いやいや、そんなに忘れないだろう」
と思っていました
だが48歳になった今
この曲線に完全降伏です
むしろ
私は”1日経たずに90%忘れる派”かもしれない
昨日の会食の料理の名前?
すでに霧の彼方
社員との会話?
「あれ言ったっけ?」と3回目の確認
もはや私の脳はヤバいんですよ…笑
しかし
この「忘れる」という現象は
単なる老化現象や記憶力低下
それだけの話でもないと思っていて…
経営に置き換えれば
忘却こそが次の挑戦のスペースを生む
そんな風にポジティブにとれる
もしすべてを覚えていたらどうでしょうか…?
失敗したプレゼン…
うまくいかなかったイベント…
採用での痛恨のミス…
大きな経営判断の誤り…
それらを一生忘れられなかったら
次の挑戦なんて怖くて出来ない
忘れることは
「前に進め」という脳からのサイン
そんな風にも捉えています…笑
もちろん
忘れっぱなしでは困る
だから私は
「仕組み」で補うことにしたい
メモ、スケジュール、KPI管理…
最も欲しいのが…
社員からの”優しいリマインド”
たまに辛辣なリマインドもあるが…笑
人は忘れる生き物だからこそ
システムでカバーする訳ですが…
経営者に必要なのは
「覚えていること」より
「忘れても大丈夫な仕組み」をつくる力
会議の中で
「また同じ話してますよ」とか
と突っ込まれることがある…
全く記憶にないんですよ…笑
私は笑ってこう返す…
「経営者の話は
繰り返されてこそ価値があるんだ」と
実際
理念やビジョンなんて
一度聞いただけで覚えてもらえるわけがない
むしろ忘却曲線を逆手に取り
何度も何度も伝え直すことで
ようやく”会社の文化”として定着していく
つまり
74%忘れられるという事実は
経営者にとって朗報なんです
人間は自分に都合良く
サボる生き物なんです
社員は忘れる
だから伝え続ける理由がある
私含め経営者も忘れる
だからこそ仕組みをつくる理由がある
忘却とはリスクではなく
むしろ成長のための空白なんですよね
50歳まであと2年…
私は心の中でそっと誓いました
「忘れることを恐れず
忘れられることを恐れよう」
と…笑
記憶は消える…
俺のことは忘れてもらって良し!!
ただ
挑戦の姿勢やビジョンだけは
心に刻まれますように…笑
今をちゃんと生きようと思います!!
—-
ランダム過去記事紹介です
こちら↓↓↓
—-
今日はここまで。
またすぐに。