(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。
こんにちは。ピロ大西です。
♯892です
1,000話まで残り108
2,000話まで残り1,108
出張帰りにオフィスに寄り…
採用ひいては組織についてMTG…
幹部陣に片っ端から電話掛けまくり
未来ビジョンのレールに乗せながら
今そして近未来をどう創るのかを考える
自分のなりの解答を模索
先日
とある会議のあとに社員から
「大西さんって、めっちゃ期待されてますよね!」
と言われた…
うん、悪い気はしない
だがその言葉を聞いた瞬間
心の中で何か違和感があった
「期待」って
実は怖い言葉じゃないか?
というのも
期待というのは
基本“他人の都合”でつくられている
「この人ならきっとできるはず」
「やってくれるだろう」
「裏切らないよね?」
どこかに
“相手の思い込み”や
“勝手な希望”が混ざっている
そして
その期待を裏切った瞬間
人はがっかりする
ときに失望し、批判すらする
つまり「期待される人」ほど
常に地雷の上を歩いているようなもの
一方で
「信じられる人」は少し違う
信じるというのは
“結果”ではなく“過程”に対しての肯定
「この人なら失敗しても、また立ち上がる」
「たとえうまくいかなくても、最後までやり抜く」
そんな姿勢に対する信頼の証
私はこれを
「期待の人」ではなく「信頼の人」になろう
という意味で…
「期待されるより、信じられる人になれ」
と自分に言い聞かせている
もちろん
経営者としては“期待される”ことも避けられない
様々なステークホルダー
社員にも、お客様にも、常に結果を求められる
ただ
その期待を超える力の源は「信頼」でしかない
期待は一時的な拍手
信頼は永続的な絆
拍手はすぐに止むが、絆は裏切らない
たとえば野球選手で言えば
「3割打者」は
ファンに“期待”される選手…
「泥臭く送りバントを決める選手」は
監督に“信じられる”選手…
前者はスター
後者はチームの支え
どちらも大事だが
チームを勝たせるのは後者のほうだったりする
経営もまったく同じだ
一時の売上や話題で
「期待される会社」になることは簡単だが…
20年、30年と信頼され続ける会社はほんの一握り
結局
「この人、この会社なら任せられる」
と思ってもらえるかどうかが勝負だ
私自身
若いころは「期待に応えたい」と必死だった
でも今は
「信頼を積み上げたい」と静かに思う
その方が
ずっと長く、強く、そして温かい関係が築ける
だから今日の私も
“期待”というスポットライトを浴びに行くより
“信頼”というランタンを手にして
地道に一歩ずつ進む
派手じゃなくとも
明るさは長持ちするんですよね…笑
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【人を信じるということは、相手に期待することではなく、自分に決意すること‼️】
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今日はここまで。
またすぐに。