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828 【“無駄なこと”ほど、後から効いてくる説⁉️遠回りのススメ】

828 【“無駄なこと”ほど、後から効いてくる説⁉️遠回りのススメ】

こんにちは。ピロ大西です。

 

 

♯828です。

1,000話まで残り172

2,000話まで残り1,172

 

 

暑さからなのか…

つい先日点検から帰ってきたばかりの愛車が

再びメンテナンスの旅に出てから10日くらい…

ようやく戻ってきてくれました

 

 

最近

相棒の機嫌があまり良くないですね

放っておいても大きな問題ではなかったけど

人間もクルマもメンテナンスは大事

 

 

自分も髪を切ればスッキリするしね

 

 

唯一飲み続けている薬である

育毛発毛剤もなんだかんだ

多少は効いているような気もするし…笑

 

 

さて本題です

 

 

昨日の夜

冷蔵庫を開けたら奥の方に

賞味期限が少し過ぎたプリンを発見しました

 

 

「あ、これは無駄にしたな…」

と一瞬思ったが

ふと考えてみたら

買った当初の

“プリンを楽しみにする自分”

という時間は確かにあったわけで

それはそれで価値があったのかもしれない…

 

勿論、食べられた方が良かったけど…笑

 

 

ビジネスに通じる話として…

こういう

「結果的に意味がなかったように見えること」

に毎日出くわします

 

 

時間をかけて練った企画がボツになる…

せっかく覚えた業務が半年後には不要になる…

懸命に作った資料が会議でスルーされる…

 

 

その瞬間は

「無駄だったな」と肩を落とすけれど

数年後ふとした拍子に

「あの時の経験が役立った」と感じることが

意外と多かったりします

 

 

私はこれを

“無駄なことほど後から効いてくる説”

と呼ぶようにしています

 

 

たとえば学生時代

毛皮を売るという…

少し?怪しいバイトをやった事があります…笑

 

 

 

負の遺産のようにも感じますが…

 

社会人になって5年以上経ってから

仕事を通じて

そのビジネスの本当の裏側を

深掘りしなければならない場面があり

 

 

全く別のプロジェクトで

「あれ、これ怪しい?バイトの時のやつじゃん!」

と役立ったことがあります

 

 

当時は

知人に誘われたままのノリでしたが…

未来の自分がちゃんと回収していた訳です…笑

 

 

これは経営にも同じことが言えます

 

 

売上に直結しない勉強会…

成果が見えにくい社外交流…

趣味みたいな試作プロジェクト…

 

 

短期的には生産性ゼロに見えるけれど

こういう”遠回り”が

予想外の場面で突破口をつくる

 

 

逆に言えば

最短距離ばかり求めていると

目の前の成功パターンに依存しすぎて

環境が変わった瞬間に身動きが取れなくなる

 

 

 

「無駄かどうか」は

今の自分の視点でしか判断できない

 

 

未来の自分は

まったく別の評価を下すかもしれない

 

 

だから私は

一定の”余白”を仕事の中に

残すようにしています

 

 

例えば

経営計画でいうと

「利益の何%かは未来への種まき枠」

といった感じで捉えている

 

 

短期利益は削れても

未来のバリエーションが広がる投資

 

 

結局

人生も経営も

 ロールプレイングゲームと似ている

 

 

「最短ルートでボス戦に行く勇者」と

「寄り道しまくってアイテムを集める勇者」

どちらが最後に強いかは一目瞭然

 

 

無駄に見える寄り道が

装備や経験値を増やし

予想外の敵に勝つ力になる

 

 

だから今日も

プリンを無駄にしたことを反省しつつ…笑

仕事ではちょこちょこと

意図的な遠回りを続けようとも思う訳です

 

 

 

「あの頃の無駄が、今の自分をつくった」

と、未来に必ず笑えるように…

 

常にそう思って生きています

 

 

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今日はここまで。

またすぐに。

この記事の筆者

H. Onishi

(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。

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