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842 【経営とは“攻め”より“守り”が9割⁉️】

842 【経営とは“攻め”より“守り”が9割⁉️】

こんにちは。ピロ大西です。

 

 

♯842です

1,000話まで残り158

2,000話まで残り1,158

 

 

家を出るときに財布とスマホを確認…

どちらかが無いと一日中そわそわする

こんな経験…誰でも一度くらいあると思います

 

 

経営も似たようなもので

まず「失くさない」こと

これが第一歩だと思うんです

 

 

経営者というと

世間では

「大胆に攻める」

「決断が早い」

「リスクを取る」…

といったイメージがあるかもしれません

 

 

たしかに

攻めなければ成長はありません

 

 

しかし

攻めの美学に酔いしれて

気付けば会社の財布とスマホ(=資金と人材)を

どこかに落としてしまう…

そんな経営者が世の中にどれだけいることか…

 

 

私自身も過去に

「攻めの一手!」と大盤振る舞いをした結果…

なかなか苦い経験をした事もあります…笑

 

 

 

守りといっても

「ひたすら縮こまる」ことではありません

 

 

スポーツで言えば

鉄壁のディフェンスがあって

初めて華麗なカウンター攻撃が生まれる

 

 

サッカー日本代表も

堅守速攻があってこそ

ワールドカップで輝く訳です

 

 

例えば

私たちのイベント事業で考えてみると…

 

攻め=派手な演出や大型案件への挑戦

 

守り=キャッシュフローをきちんと押さえ

現場の安全や人材のケアを怠らないこと

 

 

一歩間違えれば

イベントが「感動の場」から

「混乱の場」になりかねません

 

 

つまり

裏側で地味に守り抜いているスタッフがいてこそ

表のスポットライトが輝く訳です

 

 

経営も同じ

資金繰りを守る、人材を守る、信用を守る

 

 

大きくこの”3つの守り”をおろそかにして

「夢のような成長曲線」を描いても

砂上の楼閣にすぎません

 

 

守りを徹底すると

不思議なことに”攻め”の選択肢が広がっていきます

 

 

キャッシュが潤沢にあれば

新しい投資も冷静に判断できる

 

 

人材が定着していれば

新規事業も安心してスタートできる

 

 

信用を積み上げていれば

大きな顧客からの依頼も舞い込んでくる

 

 

将棋で言うと…

王将を四方から守り固めた結果…

余裕を持って相手陣に

飛車角を打ち込めるようなもの…笑

 

 

 

私は経営を

「長期戦の囲碁」だと思っています

カジノではありません…笑

 

 

カジノは一晩で大勝負

囲碁は地道に陣地を固めながら

相手を包囲していく

 

 

「守り続ける忍耐力」こそが

勝敗を分けるのです

 

 

結局のところ

企業経営とは

「派手な瞬間の連続」ではなく

「地味な守りの積み重ね」

 

 

 

守り抜いた結果として

ある日突然「攻めの一手」が

世の中から

“イノベーション”と呼ばれるのだと思います

 

 

財布とスマホを落とさないように

まずはそこから始めるのが

経営者としての最大の攻め…

 

 

そんな事を改めて感じる今日この頃です!

 

 

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今日はここまで。

またすぐに。

 

 

この記事の筆者

H. Onishi

(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。

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