(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。
こんにちは。ピロ大西です。
♯898です
1,000話まで残り102
2,000話まで残り1,102
最近よく耳にするのが
「この会社、居心地がいいんですよ」
という言葉…
…うん
たしかに悪くはないかもしれない…
だけど
経営者として聞くと…
少しだけモヤモヤする…
なぜなら
「居心地がいい」って
往々にして
“変化がない”
“刺激がない”
“挑戦しなくても困らない”
そんな状態を指すことが多いから…
いわば
ぬるめの温泉にずっと浸かっている感じ…
最初は気持ちいいけれど
しばらくすると顔がのぼてくる感じ…
しかも出たくなくなる
つまり、成長が止まる
一方で
「居場所がある」というのは全然違う
そこには「自分の役割」があり
「必要とされている」という感覚がある
チームに対して責任が生まれ存在意義を感じる…
そして何より
「ここで成果を出そう」と自然に思える
会社が目指すべきは
“居心地のよさ”ではなく
“居場所の多さ”だと思う…
たとえば
挑戦する人の居場所…
支える人の居場所…
学びたい人の居場所…
同じ組織の中に
さまざまな“居場所”が存在するからこそ
人は変化しながら成長できる
逆に
居心地ばかりを重視した会社は
ソファはふかふかでも、未来はペラペラだ…笑
気づけば
「まあまあ幸せだけど、何も変わらない」
そんな状態に陥る…
それは
個人にとっても組織にとっても
“緩やかな退化”
僕自身
経営をしていて何度も思う
社員が
「会社の居心地」で仕事を選ぶようになったら
その会社はもう危ない
それよりも
「この会社で、自分の役割を果たしたい」
と思ってもらえる方が100倍いい
組織づくりとは
クッションを増やすことではなく
舞台を増やすこと
その人が
主役になれる瞬間をつくることだと思う…
今後も
多くの企業の立ち上げや
企業の建て直しに携わっていく事になるが…
どんな組織であっても
「居心地いい会社」より
「燃える居場所がある会社」でありたい
多少の衝突や摩擦があってもいい…
そこにこそ必ず熱が生まれる…
社員が
「ここ、落ち着くなあ」ではなく
「ここ、燃えるなあ」と言う組織…
それが理想…
居心地は、ソファの上にある…
居場所は、使命の中にある…
あなたは今、どちらに座っていますか?
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今日はここまで。
またすぐに。