(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。
こんにちは。ピロ大西です。
♯837です
1,000話まで残り163
2,000話まで残り1,163
つい先日
ある経営者の集まりでの会話…
「うちは創業から30年
何も変えてないのが強みなんだよね」
と、満面の笑みで話すおぢがいました
私は脳内で
“何も変えてない=30年タイムスリップ”
という言葉が浮かびました
変わらないって
たしかに一種の価値。
でもそれは
昭和のまま動いている
ファミコンのようなもので
懐かしいけど
今どきそれでネット対戦はできない
たとえば
どんな組織にも
「昔ながらのやり方が一番ですよ」
と言う社員やスタッフもいるかもしれない
その”昔ながら”って
5年程前の話だったりする…
本人にとっては
「変わらぬ伝統」らしいが
経営視点でいえば
「たった5年前の最適解が、今では時代遅れ」
そんなことはザラにある
変わらないことに安心感を覚えるのは
むしろ自然な反応
でも現代は
“変わらない安心”が
いつの間にか”変わらない危険”に
すり替わる時代だ
昔のように10年間
同じビジネスモデルで利益を出し続けるのは
極めて難しい
業界のルールも
テクノロジーも価値観も
まるっと半年単位で書き換わる感覚
それに抗って
「うちは変えません」と言うのは
ある意味
いちばん高くつく選択
なぜなら
「変えないコスト」は
目に見えないからだ
最新システムを導入する時の
初期費用は見えるけれど…
旧式のやり方で逃している
顧客や機会損失は数知れず…
でも確実に
会社の屋台骨をじわじわと蝕んでいく
さらに問題は
“変えられない組織文化”ができてしまうこと
気づけば
社内は
新しい提案が出るたびに
「それって失敗したらどうするんですか?」
の声が飛ぶ
失敗を恐れて何もしないことのほうが
よほど高コストなのに…
もちろん
すべてを変えればいいわけではない
大事なのは
変えるべきものと守るべきものを
ちゃんと見極める力だ
おでんの具で例えるなら
大根は味がしみてきたからそのままでいいけど
こんにゃくはちょっと煮直したほうがいい…
みたいな判断力…⁇
分かりずらかったです…笑
革新を先送りすることは
単に”現状維持”ではなく
“未来へのツケ回し”に他ならない
だったら
多少の試行錯誤はあっても
自分たちの手で変えていくほうが
よっぽど前向きだ
時代はすでに、待ってくれない
変わらない会社に、明日はない
むしろ
変われる会社だけが
“コスト最適化”という
最大のリターンを得られる時代なのだと思う
変化を恐れず
でも中身はちゃんと”自分達らしく”
そのバランス感覚こそが
我々に求められる
“今いちばん高コスパなスキル”
なのかもしれません
—-
ランダム過去記事紹介です
こちら↓↓↓
【なぜワンコンがホールディングス経営に舵を切るのか⁉️】
—-
今日はここまで。
またすぐに。