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03 【中小企業の組織化】”ワンコン””ワンマン”からの脱却! 

03 【中小企業の組織化】”ワンコン””ワンマン”からの脱却! 

こんにちは。大西です。


タイトルにもありますが、
今日は中小企業の組織化について書きますね。

中小企業や小規模企業って?!
一般的なイメージや経済産業省の定義など、様々あると思います。

私は、大企業で働いた事がありません。
そもそも私を雇ってくれる会社もないと思いますし…(笑)
もし働いていたら、今の自分の人生も変わっていたかもしれません(笑)


さて、本題です。


創業社長のワンマン経営?!
これが、私の勝手な多くの中小企業のイメージです。

ワンマン経営とは?
経営者が会社の舵取りを単独で行う経営体制の事ですね。
一口にワンマン経営と言っても、その経営体制も様々あると思います。

・優秀な経営者が、スムーズな意思決定のためにワンマン経営を行う形式

・経営者が従業員の意見に耳を傾けない、いわば独裁的な経営手法

・経営者ではなく、従業員の上司にあたる人物が意思決定をする経営手法

などなど・・・。


ワンマンという言葉には、独裁的や横柄と言った意味も含まれているものの
必ずしも横柄・独裁的な経営環境ばかりではないと思います。


僕が思うワンマン経営のメリットは

1.意思決定のスピード
2.社員に緊張感が生まれる
3.責任の所在がわかりやすい


逆にワンマン経営のデメリットは

1.イエスマンが増殖し、従業員の自主性がなくなる
2.経営者に負担や責任が集中する
3.従業員からの信頼を一気に失う場合がある


ワンマン社長の良い特徴
・意思決定や行動がはやい
・リーダーシップがある
・責任感が強い
・周りを巻き込むのことがうまい 等


逆にワンマン社長の悪い特徴
・自分が全て正しいと思っている
・高圧的な態度をとる
・過剰な自信をもっている
・1人で抱え込んでしまう
・気に入った従業員を優遇する


で、これらを防ぐために
以下の3点を意識する事が大切だと感じます。
「相談・共有・援助」

・社員に命令でなく、【相談】をする!
・情報を独占せず、しっかりと【共有】する!
・仕事は放任せず、とことん【援助】する!


20年間続いたワンコンは
今、ワンマン経営から脱却しようとしています。
目的は、今の20年後を更に100倍素晴らしい会社になって迎えるために。


今後、そのために集中的に取り組んでいなかければならない点は

・必要な情報をもっともっと社員に共有していく
・社員が本気で明確な目標をもつこと
・会社の経営理念の共有と浸透
・会社の経営状況を示す数字のオープン etc


これらに取り組む事で、社員のみんなが会社や仕事について
今よりももっともっと本気で考えるようになり、自主性や責任感が芽生えてくる。

ただワンマン経営の方がハマるパターンもいくつかあると思う。
・経営者と従業員の間に、ナンバー2となる人物がいる
・経営者が会社の将来をしっかりと考えている
・経営者が従業員から信頼されている etc

ところが、
ワンコンはこれらが何1つハマっていないと僕は半年前に一目見て感じました。

そこで、
ワンコンがワンマン経営を辞めて、
組織化するには何が最も必要なのか?


まずは、
その経営者に徹底的にダメな部分を理解してもらう事。
自分で言うのも何ですが、当初はなかなかハードにやりました(笑)


そして次のステップは、従業員(社員)の成長が必須です。

今ワンコンは、社員みんなの自主性と責任感を育てる事で、
脱ワンマン経営の土台づくりをしています。

何故、脱ワンマン経営を進めるのか?
未来を見据えた時に、その方が明るい未来が想像出来るから。

それだけです。

シンプルに考えれば、当たり前なんですよね。

個の成長が会社の成長に直結する!
そんな中小企業の模範となるような組織を目指し
これからもステークホルダーの皆さんと協力しながら
目の前の1つ1つの課題に向き合い、
本当に大切な事に常に取り組む組織・チームを
創り上げていきたいと思います。

【生産性を上げる】
言っている事はわかるが、これが本当に難しい。
生産性が高い組織は勝ち続け、低い組織は淘汰させていく。
特に我々小企業は、ここをもっともっと意識しなければですね。

天気は晴れませんが、
気持ちは晴れやかに本日も楽しみましょう!

 

今日はここまで。

またすぐに。

この記事の筆者

H. Onishi

(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。

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