(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。
こんにちは。ピロ大西です。
♯962です
1,000話まで残り38
2,000話まで残り1,038
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タイトル『長く活躍出来る企業へ…』
人を育てたいんです…
頻繁に
経営者やマネージャーから
よく聞く言葉です…
でも正直に言います…
育てたいと言いながら
待てている人は驚くほど少ない…
朝顔を植えて
「なんで今日咲いてないんだ?」
と言っているようなもの…
「まだできないの?」
「前も言ったよね?」
「成長遅くない?」
昨日まで種だったんですけど?
って話なんです
私も若い頃
完全に“待てない上司”でした
部下が考えている途中で口を出し
失敗しそうになると先回りして修正し
結果的に
「自分でやった方が早い」と仕事を奪う
育成ではなく
作業者量産工場の工場長です
当時は「教えているつもり」でした
でも今振り返ると
待つ勇気がなかっただけ”だと分かります
人が成長する瞬間って
実はものすごく地味です
急に覚醒したり
翌日から別人になったりしない
・昨日より少し質問が変わった…
・失敗の理由を言語化できた…
・言われなくても一歩動いた…
その程度です
でも待てない人は
この「0.1mmの成長」に耐えられない
なぜか?
自分が不安だからです
「任せて大丈夫か?」
「失敗されたら困る」
「結果は誰が責任取るんだ?」
全部正しい
でもその不安を消すために口を出した瞬間
人は育たなくなります
育成とは
不安を抱えたまま
手を出さない訓練です
これめちゃくちゃキツい
しかも待つという行為は
何もしていないように見えます
成果も数字も出ない
むしろ短期的には悪化することすらある
だから育成は
成果主義の組織ほど難しい
待つ覚悟がないと
すぐに「使える人」「使えない人」という
乱暴なラベル貼りが始まります
ただ断言します
人を信じて待った時間は
必ずどこかで回収されます
自分で考え…
自分で失敗し…
自分で立ち上がった人は…
ちょっとやそっとじゃ折れません
そして
上司の背中をちゃんと見ています
「あの人、待ってくれたな」
その記憶は一生残ります…
人を育てるとは
教えることではなく…
急がせないこと…
管理することではなく…
信じ切ること…
そして何より
待つ覚悟を自分が持てるかどうか…
今日もまた
部下の成長を理由に
自分の短気と戦う一日…笑
修行はまだまだ続きます…笑
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今日はここまで。
またすぐに。

