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878 【事実と解釈を混同してはいけません‼️】

878 【事実と解釈を混同してはいけません‼️】

こんにちは。ピロ大西です。

 

 

♯878です

1,000話まで残り122

2,000話まで残り1,122

 

 

朝、目が覚め時計を見ると「5時15分」

これは事実である

 

 

しかし

「うわ、今日はすでに遅刻だ!」

と慌てるのは、解釈

 

 

ちなみに

その日は朝はゆっくりで良い日

解釈が人を無駄に慌てさせる典型例

 

 

経営でも同じことがよく起きる

 

「売上が昨年より10%下がった」

これは事実

 

そこから

「今期ヤバイかも…」

と嘆くのは解釈である

 

 

一方で

「改善の余地が大きく広がったチャンスだ」

と言えば

それもまた解釈

 

 

事実そのものはシンプルなのに

人は勝手に色をつけてしまう

 

 

私は10年くらい前…

当時経営する会社の会議で

社員にこう言ったことがある…

 

 

「お客様からクレームが来た

 それは事実

 でも『会社の信頼は地に落ちた』

 というのは解釈…

    もしかすると

 『真摯に対応すれば逆に信頼が上がる』

 という別の解釈だってできる」

 

 

社員はなるほどと頷いていたが

その翌週またクレームが来た時

私自身が「それは…さすがにやばい!」

と叫んでしまった…

人間とは滑稽なものですね

 

 

ビジネスパーソンに必要なのは

「事実と解釈の仕分け能力」なんですよね

 

 

ニュース記事…

SNSの投稿…

上司のひと言…

どれも事実と解釈がごちゃ混ぜになって飛んでくる

 

 

「社員が退職した」

という事実と

「会社の将来性に見切りをつけた」

という解釈を混同すると

冷静な判断ができなくなる

 

 

実際は

「結婚して地方に引っ越すから」

という理由だったりする

 

 

つまり

事実はいつも淡々としている

 

 

事実にドラマチックなBGMを流すのは

私たち人間の頭の中なんです

 

 

良い経営者とは

まず事実を正しく押さえた上で

解釈を「前向きに選ぶ」人なのだと思う…

 

 

「うちはまだまだ伸びる」と言えるのも

「ここから再起動だ」と言えるのも

どちらも解釈です

 

 

せっかくなら

希望のある解釈を選んだ方が

社員や周囲もついてきやすい…

 

 

最後に、自戒を込めて…

 

「事実と解釈を混同するな」と言いながら

私は今日も

「ブログを毎日書いている事実」から

「日本一のCEOブロガー⁈」

という勝手な⁈解釈をしている訳です…笑

 

 

それは願望かもしれない…

でも…

解釈は自由なんですよね…笑

 

 

本日のランダム過去記事紹介はお休みしますm(_ _)m

 

今日はここまで。

またすぐに。

この記事の筆者

H. Onishi

(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。

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