CEO BLOG

ONECONSIST

COLUMNコラム

HOME

イベント開催に助成金は出る?申請できる補助金・助成金まとめ

イベント開催に助成金は出る?申請できる補助金・助成金まとめ

イベント開催に助成金は出る?申請できる補助金・助成金まとめ

「イベントの開催に助成金は出るの?」「イベント開催に活用できる補助金や助成金はどんなものがあるの?」と疑問に思う方は多いでしょう。

 

助成金や補助金は、申請や審査などが厳しいイメージがあるので、ハードルが高く感じてしまいますよね。

 

今回の記事では、イベント開催に活用したい助成金や補助金について、また申請できる助成金や補助金を解説していきます。

 

さらに、助成金や補助金を利用するメリットとデメリットや、申請方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

イベント開催に活用したい助成金とは?

イベント開催に活用したい「助成金」とはどういうものなのでしょうか。

 

こちらでは、助成金とはなにかや、助成率・補助金との違いについて解説していきます。

助成金ってなに?

助成金とは、国の政策に沿った事業活動を支援するために支給されるお金のこと。

 

事業者の労働環境改善や雇用対策を目的とした助成金が多く、それぞれに申請要件や審査項目が定められています。

 

助成金の支給金額は、種類により異なりますが、約数十万円〜100万円ほどの範囲になるでしょう。

助成金の上限や助成率とは

助成金の上限とは、支給される最大額のことで、対象の助成金ごとに上限が決まっています。

 

一方、助成率は、助成対象の費用のうち支給される割合のことです。

 

「助成対象の費用」×「助成率」で算出した金額が、助成金の上限を超える場合でも、助成金の上限までしか支給されません。

助成金と補助金の違い

助成金と補助金は、主に以下のような違いがあります。

 

  • 助成金:「雇用や労働環境の改善」を目的としたものが多く、受給要件を満たしていれば基本的に受給可能
  • 補助金:「新規事業の支援や地域振興」を目的としたものが多く、申請しても受給できるとは限らない

 

助成金と違い、補助金は支給される件数や金額が決まっており、倍率も高くなることがほとんどのため、申請しても受給できるとは限りません。

 

ただし、補助金の方が助成金よりも支給金額が大きい場合が多く、数百万円〜数十億円のこともあります。

イベント開催で助成金・補助金を利用するメリット

イベント開催で助成金・補助金を利用するメリット

イベント開催で助成金・補助金を利用するメリットは、以下の4つです。

 

1.返済不要なお金が手に入る

2.様々な種類があって利用しやすい

3.イベントの計画や戦略を見直せる

4.イベントの必要性が証明できる

 

こちらでは、上記4つのメリットについて解説していきます。

返済不要なお金が手に入る

助成金や補助金を利用することで、返済不要なお金が手に入るメリットがあります。

 

受給要件に該当していれば助成金や補助金を受け取る権利があるので、金融機関からの融資などと違い、返済する必要がないのです。

様々な種類があって利用しやすい

様々な種類があって利用しやすいというのも、助成金や補助金のメリットの1つです。

 

助成金や補助金は日本に数千種類もあるといわれており、事業に該当するものを見つけるのは比較的簡単でしょう。

 

ただ、助成金や補助金の種類によっては支給金額が少ないわりに申請の手間が多いという場合もあるため、利用するものを見極めることが大切です。

イベントの計画や戦略を見直せる

イベントの計画や戦略を見直せるというメリットもあります。

 

申請書作成の際、客観的な視点で事業の価値を説明しなければいけないため、計画や戦略を見直す良い機会となるのです。

 

客観的に捉えてみると、これまでは気付かなかった事業の不備が見つかったり、逆に事業の優位性を再確認できたりなど、様々な発見があるでしょう。

イベントの必要性が証明できる

審査に通ったイベントの場合、その必要性が証明できるメリットもあります。

 

多くの補助金は書類を書くだけでお金をもらうことはできず、倍率の高い審査に通る必要があるため、審査に通ってお金を得られた場合、その事業の価値を証明できるのです。

 

イベントの必要性が審査を通して証明できれば、企業の信用度にも良い影響をもたらせるでしょう。

イベント開催で助成金・補助金を利用するデメリット

イベント開催で助成金・補助金を利用するデメリットは、以下の3つです。

 

1.審査に通らない場合もある

2.情報を調べないといけない

3.支給されるまでに長い月日がかかる

 

こちらでは、上記3つについて解説していきます。

審査に通らない場合もある

助成金・補助金を利用する際、審査に通らない場合もあることを念頭に置く必要があります。

 

特に補助金は倍率が高いことも多く、厳しい審査に通らなくては受給できません。

 

例えば、補助金の審査では、一般的に以下のような項目がチェックされます。

 

  • 事業計画が実現できるか
  • 事業に社会的意義があるか
  • 財務状況に問題がないか
  • 新しく先進性のある事業か
  • 経営能力がどれくらいあるか

 

上記のような項目において点数が付けられ、点数の高い順に審査が通るといわれています。

情報を調べないといけない

助成金・補助金を利用するには、公募している助成金や補助金の情報を調べる必要があります。

 

助成金や補助金の情報は、各自治体や管轄省庁のサイトなどに掲載されているため、ネットで検索するのがおすすめです。

 

年間で数千種類も公募されているといわれており、1つ1つを調べるのは不可能なので、「イベント 助成金」や「イベント 補助金」など、目的に沿った検索をしてみましょう。

支給されるまでに長い月日がかかる

助成金や補助金が支給されるまでに長い月日がかかることも、覚えておく必要があります。

 

「申請して審査が通ればすぐに受給できる」と思いがちですが、実際は受け取れることが決まってから1年以上かかることも珍しくありません。

イベント開催の助成金・補助金を利用するときの注意点

イベント開催の助成金・補助金を利用するときの注意点は、「もらえなかったことを想定して、イベント開催費用を準備しておくべき」ということ。

 

これは、審査に通ることが確実ではないうえ、受給するまでに1年以上の長い期間がかかることもあるからです。

 

審査が通ったとしてもイベント実施後になると想定しておき、自社でイベント開催費用を準備するのが重要となります。

イベント開催の助成金・補助金の申請方法

イベント開催の助成金・補助金の申請方法は、主に以下の4ステップです。

 

1.対象の助成金・補助金を探す

2.必要書類を提出する

3.事業完了報告書を提出する

4.請求書を提出して支給を受ける

 

こちらでは、上記4ステップについて詳しく解説します。

 

詳しい申請方法は、各助成金や補助金の申請ページにて確認しましょう。

対象の助成金・補助金を探す

まずは、自治体や管轄省庁のサイトなどで、申請可能な助成金や補助金の公募を探します。

 

目的・上限金額・申請期間・対象事業者など、種類によって様々なので、事業に合ったものをじっくり比較してみましょう。

必要書類を提出する

申請したい助成金や補助金が見つかれば、必要書類を提出します。

 

申請する助成金や補助金のWebページにて、「提出方法」「必要書類」「受付窓口」「受付期間や時間」を事前に確認しておきましょう。

事業完了報告書を提出する

審査に通り、交付が決定したら、事業完了報告書を提出するステップです。

 

各助成金や補助金の流れに従い、イベント終了後などに事業完了報告書を作成します。

 

報告書に不備があると受給できないので、しっかり確認してから提出しましょう。

請求書を提出して支給を受ける

支給金額の確定通知が郵送されてきたら、請求書を提出して支給を受けましょう。

 

決められた様式の請求書を事務局に提出し、書類不備のチェック後、事務局より補助金額の振込が行われます。

イベント開催の助成金・補助金5選

こちらでは、イベント開催に利用できる助成金・補助金の例として、以下5つをご紹介します。

 

1.豊中市にぎわい事業助成金

2.京都MICEサポートサービス

3.新潟県観光文化スポーツイベント開催支援補助金

4.福島市商店街等活性化イベント支援事業補助金

5.前橋市いきいき・にぎわい商店街支援事業補助金

 

助成金・補助金の種類は地域によって様々なので、ぜひご自身の自治体ホームページを確認してみてください。

豊中市にぎわい事業助成金

大阪府豊中市は、来街者が増えることでにぎわいを創出する事業に対して、助成金の申し込みを募集しています。

 

対象となる事業は、豊中市域で開催する音楽コンサートや祭など、にぎわいをもたらすイベントなどです。

 

助成率は対象経費の2分の1以内で、助成額は30万円となります。

 

詳しくは、豊中市のWebページを確認してみてください。

京都MICEサポートサービス

京都では、以下4種類のビジネスイベント「MICE」をサポートするサービスの一環として、様々な助成金制度が用意されています。

 

  • Meeting(企業のミーティングなど)
  • Incentive(企業が表彰などの目的で実施する旅行など)
  • Convention(国際団体・学会など主催する総会など)
  • Event/Exhibition(文化イベントや展示会など)

 

詳しい助成金制度については、公益財団法人京都文化交流コンベンションビューローのWebページからチェックしてみてください。

新潟県観光文化スポーツイベント開催支援補助金

新潟県は、イベント主催者の経費負担軽減や、イベントの開催を後押しするため、観光文化スポーツイベントの開催に関する施設使用料などを支援しています。

 

補助対象事業としては、令和6年3月14日までに県内で開催される交流人口拡大につながる観光文化スポーツイベントであり、補助率2分の1、補助上限額は50万円です。

 

詳しくは新潟県の公式サイトを確認してみてください。

福島市商店街等活性化イベント支援事業補助金

福島県では、地域経済の活性化や賑わいの創出を目的としたイベントを支援するための補助金を支給しています。

 

対象業者は、商店街組合、団体、イベント開催実行委員会などです。

 

補助額や事業の例などは、こちらの福島市のWebページを確認してみてください。

前橋市いきいき・にぎわい商店街支援事業補助金

群馬県前橋市では、商店街団体などが開催するイベントや、ホームページの作成などに関する経費の一部を支援してくれる補助金を支給しています。

 

詳しい対象事業者や、対象経費などは、こちらの前橋市のWebページをご確認ください。

まとめ

イベント開催に活用できる助成金や補助金について、メリット・デメリットや注意点などを解説してきました。

 

「これからイベント開催を予定しているけど、何から準備したらいいかわからない」という方は、イベントの企画や運営のプロである私たち「ワンコンシスト」にお任せください。

人材派遣会社「ワンコンシスト」のサービスはこちら

 

ワンコンシストでは、イベント企画からスタッフ派遣やイベント当日の運営まで行っているため、イベントを成功させるためのあらゆるサポートができます。

 

ワンコンシストの派遣実績はこちら

 

関連記事

イベント集客のポイントとは?成功ノウハウを運営会社が徹底解説

イベントの運営スタッフ手配を派遣会社に依頼するメリットとは

 

この記事の筆者

A. Kawata

マーケティングチーム所属。
SEやテレビ番組編集の仕事を経て、ワンコンへ入社。
現在はマーケティングの他、広報活動やSNS運用などを行っている。

ページ上部へ戻る TOP