(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。
こんにちは。ピロ大西です。
♯867です
1,000話まで残り133
2,000話まで残り1,133
企業経営をしていると
「勘」が非常に大切だと常々思います
過去にも
いくつかの局面では
“勘”がピンチを救ってきたとも思います
けれど
正直に言えば
勘というのは成功した後だから
「勘が当たった」と言えるだけで
外れたときは
ただの「思いつき」で終わる…
宝くじで言えば…
当たれば運の強さ、外れれば無駄遣い
でも買わなければ当たらない…
経営者の勘も似たようなものです
では
なぜ経営者には勘が必要なのでしょうか
それは
仕組みやデータだけでは見えない
“不確実な未来”を前にして
一歩を踏み出す勇気を
必ず与えてくれるからです
マーケットの数字をどれだけ分析しても
来年のことなど誰にもわからない
そんなときに
「えいやっ!」と決めるために
勘が必要になるんですよね
逆に
勘がない経営者は
延々とエクセルとにらめっこしているうちに
チャンスを逃してしまいます
一方で
勘に頼り続ける経営は長く続かない
なぜなら
社長の勘には“再現性”がないから…
昨日の決断が当たったのは
運が良かっただけかもしれないし
来週も当たる保証はどこにもない
社員に
「勘を信じろ!」と言っても
それは仕組みではなくギャンブル?
だからこそ大切なのが
「仕組化」なんですよね
仕組化とは
経営者の勘で当てた成功体験を“型”にして
誰でも再現できるようにすること
営業の流れ、顧客のフォロー、会議の運営
最初は勘で始めても
うまくいった方法を積み重ねて
「再現できる仕組み」に変えていきます
それが会社を強くし
永続させる唯一の道なんですよね
つまり経営者の勘と仕組化は
相反するものではなく、連続しています
勘で突破口を開き、仕組化で安定させる
経営者の役割は
勘で未来を切り開く“起点”をつくり
仕組化で社員に託す“継続”を残すこと
そこにあるんだと思います
例えるなら
サウナで「もう少し入れる」
と思う勘も大事だけど…
そればかりやっていたら倒れてしまう
むしろ
「5分温めたら水風呂に入る」
という仕組みにした方が
健康的に長く続けられる
勘はきっかけをつくり
仕組みは習慣をつくる
どちらもバランスが大事なんですよね
結局
経営者に必要なのは
「勘だけでは危うく、仕組みだけでは退屈」
という真理を受け入れることなのでしょう
勘でワクワクし、仕組みで積み上げる
その繰り返しが会社を強くし
人生を面白くする…笑
そう信じて
今日もまた
「勘」と「仕組み」の間で
揺れながら経営を続け
飛躍を目指していく訳です…笑
本日のランダム過去記事紹介はお休みしますm(_ _)m
今日はここまで。
またすぐに。