「人生経験したもん勝ち」がモットー。
習うより慣れよ精神で営業~バックオフィスの様々な業務を担当ののち、現在はマーケティング部門所属。
#お酒好き #千葉の山奥出身 #子育て奮闘中
「イベントノベルティが効果的という話を聞いたけど、そもそもイベントノベルティって何?」「今度のイベントでノベルティを配布したいけど、どんなものを選ぼうかな」
このようなイベントノベルティに関するお悩みを抱えていませんか。
今回は、イベントノベルティとは何か、イベントノベルティを配布するメリットや選び方、イベントノベルティの最新トレンドや作り方について解説します。
目次
イベントノベルティとは?意味と配布目的
イベントノベルティとは、展示会やプレス発表会などの「社外イベント」、周年記念式典などの「社内イベント」で、認知度拡大やブランディング向上、帰属意識の向上などを目的に無料で配布されるグッズのことです。
具体的なイベントノベルティとしては、エコバッグやボールペン、モバイルバッテリー、うちわなど、多種多様なグッズが挙げられます。
イベントノベルティと「記念品」「販促品」「プレミアム」の違い
イベントノベルティと混同しやすい、「記念品」「販促品」「プレミアム」は、以下の意味を持つ言葉です。
|
種類 |
説明 |
|---|---|
|
イベントノベルティ |
イベントで認知度拡大などを目的に無料で配布されるアイテム |
|
記念品 |
節目のタイミングや特別な日に贈る品物 |
|
販促品 |
販売を促進するために使用されるアイテム |
|
プレミアム |
商品についてくる景品、または景品の商品 |
上記のように、それぞれ配布されるシーンや目的が異なります。
イベントノベルティを配布するメリット3つ【集客・認知・ブランディング】
イベントノベルティを配布するメリットは、以下3つです。
- 集客力を高められる
- 認知度を拡大できる
- ブランディング向上につながる
上記3つのメリットについて解説します。
集客力を高められる
イベントノベルティの配布を事前に告知することで、顧客に関心を持ってもらうことができ、イベントの集客力を高められます。
ノベルティを目的に多くの来場者が集まることで会場やブースの雰囲気も活気づき、さらに人を呼び込む相乗効果も期待できます。
認知度を拡大できる
イベントノベルティの配布によって、今まで自社を知らなかった多くの人に、「どんな会社なのか」「どんな商品やサービスを提供して何に役立つのか」を知ってもらうことができます。
さらに、イベントノベルティはSNSや口コミで話題に挙げやすいうえ、実用的なアイテムであれば普段から使用してもらえるので、来場者の発信によってイベントを訪れなかった人にも自社をアピールすることが可能です。
ブランディング向上につながる
イベントノベルティによって、ブランディング向上も見込めます。ノベルティを配布することで自社の存在を覚えてもらいやすくなり、イメージアップにもつながるうえ、ノベルティの種類やデザインによって、ブランドイメージを伝えることも可能です。
このため、商品を購入する際に「前に良い印象を受けた会社だから」と選ばれやすくなります。
また、社内イベントのノベルティは、従業員がブランドの価値や企業理念を把握し、従業員エンゲージメントの向上や組織の一体感を高めるためのインナーブランディングとして効果的です。
失敗しないイベントノベルティの選び方

イベントノベルティは、以下6つのポイントを意識して選ぶことが大切です。
1.目的に適しているか
2.ターゲットに適しているか
3.配布シーンに適しているか
4.持ち運びやすく配りやすいものか
5.日常的に使用しやすいか
6.印象に残りやすいか
上記6つの選び方について解説します。
目的に適しているか
まずは、イベントノベルティを配布する目的を明確にしたうえで、目的を達成できるようなノベルティを選びましょう。
下記に、イベントノベルティの代表的な目的と、それにぴったりなノベルティの例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
|
目的 |
イベントノベルティの例 |
|---|---|
|
集客力を向上させたい |
注目を集める、かつ実用的なグッズ |
|
販促効果を高めたい |
SNSで拡散できるようなグッズや、一面にイベント名や企業名などを印刷できるグッズ |
|
イメージアップを狙いたい |
実用性やデザイン性の高いグッズ、SDGs関連など社会貢献を感じられるグッズ |
どのような目的であっても、企業のブランドイメージと合致しているものを選ぶことも忘れないようにしましょう。
ターゲットに適しているか
明確なターゲットを決めてイベントノベルティを選ぶことで、獲得したい顧客層へ効果的にアプローチすることができます。
例えば、下記のようなターゲットのイベントノベルティ例をご紹介します。
|
ターゲット |
イベントノベルティの例 |
|---|---|
|
ビジネスマン |
普段使いできるオフィス用品、文房具 |
|
主婦層 |
収納グッズやキッチン用品、毎日の家事に役立つグッズ |
|
学生 |
トレンドグッズ、利便性が高くおしゃれなグッズ |
ターゲットは、年齢や性別、趣味嗜好などをふまえてより具体的に絞り込むことで、的確にメッセージを伝えられるノベルティを選ぶことが可能です。
配布シーンに適しているか
イベントノベルティをどのような状況で配布するかイメージすることで、ぴったりのアイテムを選べます。
例えば、セミナーや講演会など短時間で多くの方に配布する場合、かさばらずコンパクトなものが適しているでしょう。
一方で、展示会など資料が多く配られる場合は、資料をまとめられるバッグをノベルティにすると喜ばれます。
持ち運びやすく配りやすいものか
イベントノベルティは、配布側と顧客側のどちらにとっても、持ち運びやすく配りやすいものが最適です。
重量感がありかさばるものは配布することが大変なうえ、来場者から受け取りを拒否される可能性もあるので、注意しましょう。
日常的に使用しやすいか
日常的に使用しやすいイベントノベルティは、多くの人に何度も使ってもらえるため、顧客に自社を思い出してもらう回数が増えたり、周りの人に認知度を拡大させたりすることができます。
自宅以外で使用してもらうものであれば、他人の目が気にならないおしゃれなデザインを検討し、企業ロゴはスタイリングの一部として考えることで、ブランドイメージを伝えつつ実用性のあるノベルティを作成することが可能です。
印象に残りやすいか
思わず目を引くようなイベントノベルティは、印象に残りやすく効果的です。
もちろん、ターゲットに合わせたノベルティでなければ使用されず、効果も薄れてしまうので、実用的でありながら面白さやインパクトのあるようなアイテムを選んでみましょう。
今人気のイベントノベルティは?最新トレンドとおすすめグッズ
こちらからは、イベントノベルティの最新トレンドとして以下6つをご紹介します。
1.バッグ・ポーチ
2.ステンレスボトル・タンブラー
3.文房具
4.モバイルバッテリー
5.SDGsに関するグッズ
6.季節関連のグッズ
「イベントノベルティにおすすめのグッズを知りたい」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
バッグ・ポーチ
バッグやポーチは、長期間にわたって使えるうえ、様々なシーンで使用できるので喜ばれる傾向にあります。
レジ袋が有料化されたことでエコバッグが普及したため、バッグを重宝する方も増えており、ポーチは化粧品やガジェット、文房具など多岐に渡って使うことができるので、顧客の満足度を高めることが可能です。
ステンレスボトル・タンブラー
ステンレスボトルやタンブラーは、季節問わず提供できるイベントノベルティの定番グッズです。
近年は、環境問題への関心が高まっているため、使い捨て容器の削減ができるステンレスボトルやタンブラーをノベルティにすることで、自社のイメージアップも期待できます。
文房具
ペンをはじめとする文房具は、学生〜社会人まで多岐に渡って日常的に使用されるため、イベントノベルティにもぴったりです。
良心的な価格でクオリティの高いアイテムを配布できるため、コストパフォーマンスに優れたイベントノベルティを探している方は、ぜひ検討してみてください。
モバイルバッテリー
インパクトの強いイベントノベルティを選びたい方は、モバイルバッテリーがおすすめです。
王道のノベルティと比べて、もらったときの嬉しさや「しっかりしている会社」と好印象を与えられるため、展示会などの一手間かけて来場してもらえるイベントに適しています。
SDGsに関するグッズ
近年は、持続可能な社会への貢献が求められていることから、SDGsに関するグッズもイベントノベルティとして一押しです。
再生素材を使用したグッズや、エコラップをはじめとする繰り返し使える日用品など、SDGsに貢献するノベルティであれば好感を持たれやすいでしょう。
季節関連のグッズ
季節に関連するイベントノベルティは、高い利便性や特別感を感じられるため、顧客の関心を引くことができます。
夏であればうちわや扇風機、冬であればカイロやブランケットなどを配布することで、「配慮が行き届いている会社だ」とイメージアップにつながります。
イベントノベルティを作る手順
イベントノベルティを作るときは、以下3つの手順で進めていきましょう。
1.個数や予算を設定する
2.デザインを考えて注文する
3.納品後仕上がりを確認する
上記3つの手順について解説します。
個数や予算を設定する
まずは、目的を達成するためのイベントノベルティの個数や予算を設定します。
大規模なイベントで来場者全員に配るなら、1個100円以内のボールペンやマスクを選ぶなど、予算によってもグッズを選んでみましょう。
デザインを考えて注文する
次に、ターゲットの趣味嗜好などをふまえたうえで、SNSでも拡散されるようなイベントノベルティのおしゃれなデザインを考えてみましょう。
宣伝感を強めずにブランドイメージを押し出すには、ブランドカラーやアイコンを組み合わせて柄のように見せるなど、ブランドイメージをアイテム全体のデザインの中に溶け込ませることがポイントです。
納期は、悪天候などで遅れることがあるので、できるだけ早めに設定して注文しましょう。
納品後仕上がりを確認する
イベントノベルティが納品されたら、忘れずに検品を行いましょう。
あらかじめ「誰がどこで行うか」「良品・不良品の基準は何か」を決めておくことで、品質の安定したイベントノベルティを配布できます。
イベントノベルティを作るときのポイント
イベントノベルティを作るときに、必ず把握しておかなければいけないポイントは、以下2つです。
- 既存のデザインを使用するときは権利を確認する
- ノベルティの上限金額は法律で決まっている
イベントノベルティを作る前に、上記2つのポイントを確認しておきましょう。
既存のデザインを使用するときは権利を確認する
イベントノベルティで既存のデザインを使いたい場合は、下記の法律から事前に使用しても良いか確認する必要があります。
|
権利 |
説明 |
|---|---|
|
著作権 |
著作物を創作した者に与えられる、利用を認めたり禁止したりできる権利 |
|
商標権 |
商品やサービスについて使用する商標に対して、独占的に使用できる権利 |
既存のイラストやキャラクターをコピーするのはもちろん、似せてデザインした場合も権利の侵害にあたったり企業イメージダウンにつながったりするので、注意しましょう。
ノベルティの上限金額は法律で決まっている
ノベルティの発注に充てられる上限金額は、一般消費者を保護することを目的に制定された法律「景品表示法」によって決められています。
具体的な上限金額は配布方法によって異なるので、あらかじめ消費者庁の公式ホームページで確認しておきましょう。
また、景品表示法では不当な表示や過度に高額な景品の提供も禁じられているので、こちらも併せてチェックしてみてください。
まとめ
今回は、イベントノベルティとは何か、イベントノベルティを配布するメリットや選び方、イベントノベルティの最新トレンドや作り方について解説しました。
イベント企画運営・人材派遣会社「ワンコンシスト」では、プロフェッショナルな視点により、企画から現場納品まで全てをサポートさせていただくことが可能です。イベント企画可能エリアは全国となっていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
イベント企画運営・人材派遣会社「ワンコンシスト」の派遣実績はこちら
関連記事

