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860 【間違えるな‼️ “顧客第一”ではなく…”顧客視点第一”‼️】

860 【間違えるな‼️ “顧客第一”ではなく…”顧客視点第一”‼️】

こんにちは。ピロ大西です。

 

 

♯860です

1,000話まで残り140

2,000話まで残り1,140

 

 

「顧客第一」という言葉を耳にするたびに

ちょっとした違和感を覚えるんです

 

 

「お客様は神様です」

なんて言葉もありますが…

 

 

 

もちろんお客様は大切です

けれど「顧客第一」と言い切ると

どこかで

「顧客の言うことがすべて正しい」

という解釈になりがちです

 

 

そうすると現場はどうなるか

「あのお客様がこう言ってるから」

「前回の要望はこうだったから」

と振り回され

結局サービスはパッチワーク

社員は疲弊し、会社はぶれていきます

 

 

ここで必要なのが

「顧客第一」ではなく「顧客視点第一」

 

 

つまり

「顧客の立場に立って物事を見る」こと

お客様の言葉をそのまま受け入れるのではなく

 

お客様の“背景”や“真の課題”

それを理解することに価値があるのです

 

 

 

例えばイベント業界

お客様が

「派手な演出をしたい」と言ったとしましょう

 

 

でも本当に必要なのは“派手さ”ではなく

“社員の一体感を高める体験”だったりします

 

 

お客様が常には自分達の課題を

100%言語化できるわけではありません

 

 

むしろ

お客様の言葉は”氷山の一角”であり

私達の役割は

その下に隠れている

本質を見抜かなければならない

 

 

 

「顧客第一」だと

言われたことをそのままやってしまう

 

 

「顧客視点第一」だと

「なぜそう言うのか?」を

掘り下げて本質的な解決策を出す

 

 

 

この違いは

料理で言えば

「レシピ通りに作る料理人」と

「素材の味を引き出すシェフ」

くらい大きな差があります

 

 

 

顧客の視点を第一にすれば

社員にとっても意味があります

 

 

「言われた通りやるだけ」では

仕事は単純作業に堕ちてしまう

 

 

けれど「顧客視点で考える」ことで

社員はプロフェッショナルとして成長し

クリエイティブに関わる喜びを感じられる

 

 

結果として顧客満足も

社員満足も両立していく

 

 

経営者として

私自身が常に意識したいのは…

 

 

顧客の言葉の裏側にある

“真意”を見抜けているか…

 

 

そして

“社員がその思考法を共有できているか”

 

 

単なる

「顧客第一主義」では

どこかに

“お客様至上主義”

の甘やかしが混じってしまう

 

 

けれど

「顧客視点第一主義」であれば

企業も顧客も一緒に成長していける

 

 

 

最後に

ビジネスの極意を一言で…

 

 

「顧客第一」と唱える会社は

お賽銭をもらって満足する

 

 

「顧客視点第一」と掲げる会社は

一緒に未来を創っていく

 

 

今日もその差をちゃんと意識して

仕事に挑んでいきたいと思います

 

 

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【“正解を探す人”より“意味をつくる人”になろう‼️…イノベーター思考とは⁉️】

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今日はここまで。

またすぐに。

この記事の筆者

H. Onishi

(株)ワンコンシスト
CEO(最高経営責任者)兼CMO(最高マーケティング責任者)
2022年10月中旬、フラッと現れ勝手に経営改革を始め現在に至る。

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